毎年節分の日には、観音堂から豆まきが行われ、多くの人で賑わいます。観音堂には、如意輪観世音菩薩と三十三観音が祀られています。とくに如意輪観世音菩薩は18年ごとに開帳される秘仏として知られています。
その縁起によれば、慶長年間(1596〜1615年)の頃、当院北方の薮に夜ごと光が現れ、人々は恐れて近づきませんでした。中興開山・周源和尚が村人とともにその場所を調べたところ、木の葉が積もった丘の中から尊像が現れ、これを当院に安置したのが始まりと伝えられています。
以来、多くの人々から御利益を慕われ、今日に至っています。
毎月18日の観音様のご縁日に法要を行勤めております。